「どうして助産婦になったのですか?」 と
ある講習会後の夕食会の時に聞いたことがあった。
ひとりひとりに話を聞いていて、
そこには全て夢と希望に満ちた熱いストーリーがありました。
今の職場は、その時の「思い」が発揮できるところですか?
ワクワクしてお仕事できる人間関係、場所ですか?
目の前の赤ちゃんやお母さんの苦しみを癒してあげられていますか?
⚫︎病院や助産院の体制や人間関係で全く心の余裕が無く気を使いながら働いているとか。
⚫︎自分一人が手当てをしていると同僚から余計なことをしているかの様な目で見られてし
まうとか。
⚫︎市や町の検診や家庭訪問で自分一人が人と違う手当てをしていると、助産婦グループの
秩序が乱れるから、ケアの差が出てはいけないからと、目の前の赤ちゃんやお母さんに手
当てができないでいる状態とか。
とても歯がゆい思いをされている多くの助産婦さんがいらっしゃるようです。
全てが、「どちら目線」で物事を見ているのか?
誰のための検診、家庭訪問なのかが全く理解、認識されていませんね。
これって、「日本人特有の体制、体質」ですか⁉️
アメリカの助産婦、医療者と全く違いますね。
アメリカでは、個人が勉強会に行き、少しでもお母さんや赤ちゃんのために活かす方法を
見つけ出して、自分の経験を増やしていき、磨いていきます。
多くの成果をだしていて、お互いに学び合っていける環境が整っています。
必然的に勉強をしていかないと人はドンドン置いていかれて、
終いには自分から辞めて行かざるを得ませんね。
成果が出せないのですからしょうがありません。 実力主義。
それに比べて、日本の助産婦さん方はひとりひとりの能力が高いのに、
本当の実力を発揮できないでいるのでしょうね。
とてもとても残念ですね。
そのしわ寄せが、赤ちゃんやお母さんに出てくるのでしょうね。
目の前で苦しんでいる赤ちゃんをどうされたいのか。
そのためには、
⚫︎赤ちゃんの現状を的確に把握する 「感性 」が決め手です。
⚫︎その状態を的確に骨格的、生理的に 「分析する」ことが必要です。
⚫︎分析したら速やかに手当てをしていく。
⚫️ それを発揮出来る自由な環境が最も必要なのかもしれません。
今いる場所は、自分のこころが正直に生きていくことができる場所ですか⁉️
助産婦さんのワクワク、ウキウキ、楽しい波動が、
周りの環境にも「共振、共鳴」していくのです。
それが 「自然の秩序」ですよね。
「どうして助産婦になったのですか?」
私がいつも助産婦さんに聞いてみたい「こと」なのです。
たなこころ C.S.T.こども機能発達センター
藤牧経乘