シャフリングベイビー⁉️

みなさんこんにちは。

『シャフリングベイビー ⁉️ 』聞き慣れない言葉ですね。

赤ちゃんが座った状態でいざってジャンプするように前進することを「シャフリング」というらしいのです。

最近、この様に移動する赤ちゃんたちが増えていると助産婦さん方から話を聞きます。

 

この様な移動では将来の子どもの脳の成長発達にあまり良い影響を与え無いのでは?と私は最近心配しています。

 

私たち人間もヒトという動物の一種です。ヒトとして生きていくために遺伝子にくっきりと成長していくプロセスのスイッチが組み込まれています。ヒトは馬や牛のように生まれて短時間の間に親と同じように立って動くことが出来ませんね。ヒトは生まれてから立って歩き出すまでに約1年の時間を必要とします。

その時間はヒトが動物として生きていくためにとても大切な期間なのです。つまりは「脳」を育てるための大切な時間です。その期間に遺伝子レベルで組み込まれている動きを順番に経験していって、その運動が刺激となって脳、特に脳幹部を成長させるのです。

だから赤ちゃんたちは一生懸命、腹這いしたり、四つん這いで移動したりとその時期時期で運動の形態が変わっていきます。遺伝子のスイッチを次々と押していっているのです。

その順番もちゃんと遺伝子レベルで組み込まれています。

進化の過程・運動に従って発達していかないと、近い将来にいろいろな困りごとが出て来る可能性が大きいという事が、世界の子どもたちを見て来た私の35年以上の研究、成果実績からわかってきました。

 

それは『個体発生は系統発生を繰り返す』という原理に基づいています。

ヒトはお母さんのお腹の中で十月十日(280日)して誕生して来ます。

この月日は進化の時間軸では、28~30億年も費やしていると言われています。

よく話でもお聞きになることがあると思いますが、

魚類 → 両生類 → 爬虫類 → 哺乳類 →ヒトという進化をお腹の中で成長してきます。

誕生後、赤ちゃんたちは初めて体感する重力の中で、

系統発生的に魚類 → 両生類 → 爬虫類 → 哺乳類 の秩序ある運動・動きをして中枢を成長発達させてきます。

特に、人の脳幹部( 脊髄・延髄(魚類) → 脳橋(両生類) →  中脳(爬虫類) ) には、大切な進化の法則・決まり事・秩序があります。

中枢は先ず、下部の脳から上部の脳への成長発達をしていきます。

つまり脳幹部から辺縁系、間脳、そして大脳皮質へと成長発達していきます。

 

お腹を床につけての這い這い( 腹ばい ) → 四つ這い(膝をつけて)をしてこないまま飛び越してすぐにつかまり立ちをしたり、私が問題視しているシャフリング での移動をしていると、

⚫︎ 脳幹部の 脳神経回路(シナプス、グリア細胞)の未発達部分が起きてきます。

 

脳幹部がなぜ大切かというと、

⚫︎12の脳神経のうちのほとんどの核が脳幹部から発している。

⚫︎ 赤ちゃんが持っている原始反射も脳幹部に依存している。

脳幹部の未発達が、将来の子どもの成長発達の問題に影響を与える可能性があるのです。

 

 

腹ばい、四つ這いが出来ない、してこなかった子どもは、前庭器管や自己受容器の未発達のため体幹が弱く、以下のようないくつかの特徴があります。

⚫︎言語が遅い

⚫︎視機能欠陥( 目の収束が出来ない、顔を斜めにして物をみる、斜視がある、追視が出来ない、本読みが苦手 、字を飛ばして読む、絵や文字を書くのが苦手、マス目からはみ出す、ハサミが苦手、板書ができない、よくつまづく、階段を怖がる、歩き方がぎこちない……)

⚫︎椅子にじっと座っていられない、先生の話や指示が聞けない、理解が遅い、わからない

⚫︎授業中椅子からずり落ちてしまう

⚫︎ボールが上手くキャッチできない、投げられない

⚫︎ボディーマップ(自分の手足肘膝の認識)が把握されていないためによく転んだり、ぶつかったりする…………等の

多くの困りごとが出てきます。

 

年齢が大きくなってから目立つ困りごとの数々は、たどっていくと赤ちゃんの時期の「ヒト」としての成長を促す運動(腹這い・高這い等)のインプットの足りなさや未充実の影響が大きいのです。

 

お母さん達は、自分の子どもの発達を「何となくおかしい?上の兄弟たちとちょっと違う?」と母親の直観で気づいているケースが多いのですが、

多くの療育や発達の専門家に診せても、「しばらく様子を見ましょう」と経過観察を言い渡されるので、お母さん達は何となく違和感と不安を抱えながらもそのまま時間だけが過ぎていってしまい、

子どもたちの困りごとがはっきりと明らかになり、診断がおりる頃は、就学を迎える時期や小学校入学を済ませた頃になり、本人たちが学習面やお友達との関係で困っているというケースが本当に多いです。

子どもたちのかけがえのない時間は決して帰って来ません。

子どもたちが本来持っている本当の能力を発揮して、イキイキとその子の命の輝きを持って生きていくために、赤ちゃんの時期はとてもとても大切です。

これを読んでいるお母さん!赤ちゃんにはたくさん腹這いや高這いをさせてあげてくださいね。歩行器に入れっぱなしだと、腹這い・高這いをする機会を失って脳幹部のシナプスを充実させる機会まで失いかねないですから!

そして、大きくなった子どもでもまだまだ脳幹部が成長発達する余地は十分にありますから、ご心配なく!本来の能力を開花させ伸ばすことによって、その子らしく楽しく毎日を過ごしていけることが出来ます!

これについてはまた別記事でお伝えしたいと思います。

 

 

マッキー

 

 

 

 

ヒトの進化する順番って⁉️

みなさんこんにちは。

たなこころC.S.T.こども機能開発センター の藤牧経乘です。

今日は、ヒトの進化していく順番がいかに大切か‼️ という事をお話いたします。

そこで、こんなテーマから入っていきます。

『 個体発生は系統発生を繰り返す ⁉️ 』です。

私のキャリアのスタートは、

米国・フィラデルフィアの脳障害機能回復研究の世界的権威である

ドーマン博士の研究所で障がい児・者と寝食を共にした4年弱の研究生活に始まります。

研究所では、

私は「個体発生は系統発生を繰り返す」という原理に基づく

脳の発達のメカニズムとその機能について、

それこそアスリート並みの運動訓練を行いながら 毎日、実践研究に明け暮れました。

「個体発生…」とは、

ひとつの種はその進化をしてきた過程に沿って成長・発達する。 という意味ですが。

わかりやすく言いますと、

ヒトは受精した卵が細胞分裂・進化していく過程で、

受精後32日目に魚類に変身し、

34日目に両生類に、

36日目に爬虫類へ、

38日目には哺乳類に進化していき、

70日目には赤ちゃんの面影が現れてきます。

そして、受精後約280日ほどで、ヒトの種の赤ちゃんとしてこの世に誕生して来ます。

この過程(280日間 : 十月十日)は、

進化の過程では、

約28~30億年程の考えられないほどの月日が流れているといわれています。

それじゃあ、ヒトの1日、1秒は

何年の年数が経っているのかな⁉️ (計算してみて下さい)

ひとつひとつの脳のレベル・段階( 脊髄・延髄、脳橋、中脳、間脳、大脳皮質 )に備わっている、

正しい運動 ・動作 = 波動・リズム・振動数 を、

人類は生まれながらにして既に持ってきていて、

出産と同時に赤ちゃんたちは、

初めて体験する「重力」の環境の中を

自力で身体を動かしながら、 五感を刺激して、

それぞれ脳のパターン・運動・波動・振動数を経験していくことで、

脳幹部( 脊髄、延髄、脳橋、中脳 )の成熟度が増して、

それと繋がっている 小脳 と共に成長発達していき、

大脳からの指令をスムーズにするための道すじ(神経細胞:ニューロン、シナプスやグリア細胞)の

基礎固めをしていきます。

さらに、

上部の間脳( 大脳と脳幹の間に位置していて、情報の中継地点。視床、視床上部、視床下部で構成 )

から最高部の大脳皮質へと繋がっていく神経細胞を構築していく道すじが

既に脳の中にはプログラミングされているのです。

赤ちゃんの時期は「 下部の脳から上部の脳への発達 」が主で、

特に「運動」を通じて、感覚系を刺激していく方法を取っていきますが、

赤ちゃんには、

魚の時期の運動 ( 胴体運動 ) →

両生類の時期の運動 ( 同側運動 ) →

爬虫類の時期の運動 ( 交叉運動 ) →

哺乳類の時期の運動 ( 直立・歩行 )…等の「運動」を脳の発達の過程に沿って

下のレベルの脳から「順番」に消化・成熟してくる事がとても大切になってきます。

人の赤ちゃんが

床の上でモゾモゾ身体を動かしている頃から、

立って歩き出すまでに 約1年が必要ですよね。

それが進化の過程では、

魚類が水中を身体をくねらせて泳ぐ動きから、

哺乳類が立って歩き出すまでにかかる時間は、

約4億年の長~~い月日がかかっています。

そごいですよね‼️

赤ちゃんの1日は一体、何年分の進化しているのかな⁉️

(これも計算して見てください)

ですから、

赤ちゃんのひとつひとつの動作・運動・振動数・リズム( 腹ばい の振動数→ 四つ這い の振動数→

伝え歩き の振動数→ よちよち歩き の振動数→歩行運動の振動数・・) が、

中枢神経系(脊髄・脳)の神経細胞の成長発達にはとても大切になってくるという事は誰が見ても

明確かと思います。

最近の住宅事情で

狭い部屋にはいろいろな家具が溢れていて、

赤ちゃんが畳や床の上でハイハイ出来るスペースが無くなり、

ベビーベッドで寝かされたままでいる。

ある時ベッドのふち、またはテーブルにつかまって

ハイハイをすることなく

また変則的なハイハイをして立ちあがっていた。

というようなケースもちらほら助産婦さん方から耳に入ってきます。

ある子育て雑誌に、

有名なスターがあかちゃんを上からバネの紐で吊るした丸椅子に座らせ、

足が床に着くと反射で屈伸しながら上下にバウンシングして赤ちゃんが喜ぶのを、

親も手を叩いて見ている・・・という写真を見ました!

ヒェ~~‼️ と背筋が冷え~と凍りました。

むかしアメリカで流行っていたもので、ある玩具会社が紹介していたものです。

このあかちゃんは面白いから何度も何度も繰り返し挙げ句の果てに、

足が突っ張るようになってきて、立ち始めます。

ハイハイをしてこないですぐに立ち、歩き出してきたことで、

脳のあるところに未完成な部分がでて来る可能性があるようです。

ハイハイをしてこなかったということは、

視機能、感覚機能、三半規管にも影響していて、

転んだ時に手が出ない、

顔にものが飛んできた時に目を塞げない、

物の追視が苦手で両手遊びができない、

不器用で、集中力が無くじっとしていられない、

学校で板書ができない・・・という問題も起こりやすくなります。

ひとつのある脳の運動をしないで飛び越してくる、

変則的なハイハイのパターンの動きをしていた。

それは、脳のその部分が未成熟のまま大きくなって来るということです。

神経回路が充分に出来上がってきていないということにもなりかねません。

でもみなさん大丈夫です‼️ ‼️‼️

腹ばい、 四つ這いは、

歩き出している子ども達にも、

脳神経回路再構築させていくとても良いものですから、

遊びの中に取り入れて行かれる事をお勧めします。

今からでも間に合いますから是非、試してみてください‼️