療育プログラム

藤牧式・成長発達療育ホームプログラム

35年以上に渡り自閉症・アスペルガー症候群・ADHD・LD・脳性まひ・てんかん・ダウン症・染色体異常….. 等々、たくさんのお子さんたちを診てきました。

drawing-730778_1280

頭蓋仙骨療法の治療家として、また脳機能改善研究の専門家の立場からは、上記すべての障がいは、中枢(脳・脊髄)の神経回路が未発達な状態(ちゃんと繋がっていない・途中で切れている等)にあると考えます。また、中枢のどこかに捻れ・歪み・癒着があり(頭蓋仙骨療法では特に硬膜に着目します)血液、脳脊髄液、ホルモン、気の流れが滞り、その結果十分な酸素や栄養が供給されず脳疲労から機能低下・誤作動を起こしている状態だと考えます。脳の中には数えきれないほど多くの神経回路(シナプス)がぎっしりと詰まっています。ほとんどすべての情報・刺激はごく簡単に説明すると、脳幹(延髄・橋・中脳)を通り、大脳に入って解析され、そして大脳から脳幹を通って末梢へ伝わっていきます。神経回路(シナプス)は、情報を送受信する大変重要な役割を持ちます。

脳が未発達であるということは、神経回路(シナプス)の数も少なくとても脆弱な状態です。これでは、情報を正確に大量に処理することも難しく、処理時間も長くかかります。その結果、日常生活で本人がしたくても出来ない、また時間も長くかかりすぎてしまうので、学校や幼稚園・保育園でのクラスの進行についていけず遅れてしまうということになってしまいます。

脳を成長・発達させるためには、神経回路(シナプス)の数を増やし太く強くする刺激を与えることが大変重要になってきます。藤牧の成長発達療育ホームプログラムでは、中枢神経回路の再構築・強化を行っていきます。


藤牧式療育の特徴

  −オリジナル「成長発達マップ」を作成

chalk-1551569_1920

「藤牧式 成長発達療育ホームプログラム」の最大の特徴は、お子さま一人一人の現状の脳の発達状態を詳しく調べ、お一人ずつのオリジナルの「成長発達マップ」を作成することにあります。

0歳から6歳までの脳の基本的な機能を一覧表にして、お子さんの現在の脳の機能がどこに位置しているかを具体的に『脳の機能的年齢』で示し、全体の見通しが分かるようになっています。

ゴールの見えない迷路のような状況で何をどの方向に進んでいったらよいのかわからないまま、良いといわれる療法や教室に奔走するお母さん方をたくさん見てきました。

私共では6か月を目安に目標をたてて発達の度合いをチェックし、ご両親と共に「成長発達マップ」を見直し、プログラムを再作成していきます。


「成長発達マップ」の3つの特徴

  −脳の6つの重要基本機能に着目

私共とご両親が同じ地図(=「成長発達マップ」)を見ながら、同じゴールを目指して共に歩んでいくプログラムです。

その羅針盤ともなる「成長発達マップ」は、以下の点に着眼してお子さまの発達状態を詳しく見ていきます。(既存の発達検査表は使用しない)

特徴1  脳の6つの重要な基本機能に着目します
特徴2  生物進化過程に伴う脳神経科学に基づいています。
特徴3   脳の「神経可塑性」という働きを充分に機能させます

例えば、ひとくちに「自閉症」といっても100人いれば100通りの 中枢(脳・脊髄)の状態があります。同じ年齢で同じ診断「自閉症」が出たからと言って同じ対処で良いはずがありません。当方では、ヒトの脳の6つの重要な基本機能である機能に着目します。

1.視覚2.聴覚 3.触覚 4.運動 5.言語 6.手の機能

 視覚機能:焦点が合っているか。どちらの目を使っているのか。
 聴覚機能:聴覚過敏ではないか。ちゃんと聞こえているか。理解力。
 触覚機能:身体のどこかに過敏な場所はないか。物の認知力。
 運動機能:身体の左右の協調性は。筋肉の過緊張、過弛緩は無いか。バランス機能。正しいハイハイで移動しているか。
 言語機能:言葉は何語出ているか。発音ははっきりしているか。
 手の機能:手の使い方のコーディネーション。両手はどのように使っているか。

6つのそれぞれの機能が、他の器官に対して指令がどのように伝達され、協調性がどのように働いているのか等を詳しく調べていきます。

この6つの重要な基本機能を調べることで、神経回路(シナプス)がどれくらい機能しているかがわかり、また次の段階に進めない未発達な部分を特定することができます。

このように脳の6つの基本機能ごとに詳しく調べてお子さまオリジナルの「成長発達マップ」を作成いたします。


生物進化過程に伴う脳神経科学に基づいて。

  −では、どのようにして調べていくのか。

chameleon-318649_1920

様々な機関で発達検査が行われていますが、私共では一般的な発達検査表は使用せず、「生物進化過程に伴う脳神経科学」の理論に基づいて調べます。

「個体発生は系統発生を繰返す」

という生物的原則に基づき、その固有の機能を司る特定された脳の部位の機能状態を詳しくみていきます。

ヒトの脳の中には魚類の脳・両生類の脳・爬虫類の脳・(古)哺乳類の脳があるということは、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。  それぞれの脳は固有の働き・運動形態を持ちます。

 脳幹部(延髄・橋・中脳)・小脳 =(爬虫類の脳)→ 呼吸・体温・循環・嚥下・食欲     調整・意識の維持・筋の緊張や姿勢反射など生命維持に欠かせない重要な営みを司る
大脳旧皮質 =(古哺乳類の脳・辺縁系)→ 情動にかかわる脳
大脳新皮質 =(哺乳類・人間の脳)→ 時間や概念を理解する働き・言葉や記憶を司る

reptile-2042906_1920私たちは赤ちゃんの時には一日中横になって手足をバタバタさせていました。そしてハイハイを始め四つん這いになって移動を始め、その後1歳前後からつかまり立ちを経て二本の足でよちよち歩きを始めます。

牛や馬は誕生後すぐに歩き始めますが、ヒトは「脳」を構築・成長させるのにたっぷりと一年前後の時間を費やします。その後も脳は成長を続けますが、二足歩行を始めるまでのこの初めの一年間は爆発的な勢いで生物的に原始的な脳を成長させる大切な時期となるのです。

child-1864718_1920当センターでは、ひとつひとつの脳の機能状態を0ヵ月のレベルから順番に詳しく調べ、6つの基本機能ごとの現在の『脳の機能的年齢』を割り出し、「成長発達マップ」で全体が見通せるようになっています。機能の弱いところ=発達が未熟なところが分かり、自ずと刺激を与える優先順位も割り出され効率も上がります。

お子さんにとって毎瞬毎瞬が成長していくための大切な時間です。そのかけがえのない大事な時間を少しでも無駄にすることなく効率的に有効に使っていくためにもこの「成長発達マップ」は、重要な役割を持ちます。


療育についてのお問合せ、ご相談は以下からお気軽にどうぞ。ご希望の方には資料をお送りします。