カリキュラム・受講案内
藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアの理論と実践
理論を学び、実技を通して実践力を育む。
00 てしおの会
藤牧式・頭蓋仙骨療法を学んだ仲間の学びの場
01 基礎講座
頭蓋仙骨療法の基礎を学び、母子ケアの土台を築く。
02 産前産後・骨盤ケア講座
骨盤と乳房トラブルの関連性を学び、母子を支える手当てを身につける。
03 発生学研究コース(赤ちゃんの発達)
脳幹発達の仕組みを理解し、赤ちゃんの未来を支える力を育む。
04 赤ちゃんケア講座
赤ちゃんの骨格を理解し、本来の健やかな発達を支える。
05 プロコースⅠ
頭蓋骨への理解を深め、より高度な手当てを学ぶ。
06 プロコースⅡ
蝶形骨の神秘を探究する
はじめに
一歩ずつ、確かな力を身につける段階制ステップアップ講座



本講座では、知識や技術を無理なく確実に身につけていただくため、段階制のステップアップ方式を採用しています。
基礎講座から順を追って学ぶことで、一つひとつの内容をしっかり理解し、自信を持って次のステップへ進むことができます。
各講座では、課題提出やスキル確認を行い、学んだ内容が実践できるレベルまで定着していることを確認します。そのため、基礎講座と赤ちゃんケア講座を同時に受講することはできません。少し遠回りに感じるかもしれませんが、この積み重ねが、長く活かせる「本物の力」につながります。
「学んで終わり」ではなく、「できるようになる」ことを大切にした講座です。
また、「オンライン勉強会」も定期的に開催しております。
次の講座を受講するには
次のステップの講座を受講されるまでの間、「てしおの会」で現在学んでいただいているすべての手当て法を納得いくまで習得していただきます。
そして、各種手技を確認させていただき、ご本人と私共の双方が次のステップへ進むことを納得した上で、次の講座に進んでいただいております。
01 基礎講座

頭蓋仙骨母子ケアの土台を学ぶ
頭蓋仙骨療法の基礎を学び、母子ケアの土台を築く。
コース概要
アメリカや福岡「春日助産院」「なかむら産家医院」「水巻助産院」等をはじめ、ドーマン法は45年以上、頭蓋仙骨療法は日米通算36年以上(2026年現在)用いながら、赤ちゃんやお母さんのケアに携わってきました。
また、2011年〜2017年毎年、福岡水巻看護助産学校及び2011年・2012年に国際九州赤十字看護大学大学院で、補完代替医療・「頭蓋仙骨療法」の講義を担当しておりました。
母子ケア現場と教育現場からの豊富な経験と、解剖学・生理学的理論に基づいた当センターオリジナルの内容で、お産の最中にも有効な手当てと、産前産後の腰痛・恥骨痛・股関節痛・頭痛・体調不良・乳房トラブル等、現場で起こる問題にも直ぐに対処できる手当て法です。
また、赤ちゃんの原始反射の統合を助けていく手当ても学んでいきます。
内容
- 頭蓋仙骨療法の最も基本となる手当て法(脚部・腰部・頭部等の5つの手技)を徹底マスター
- 母乳育児の必要性と意味を解剖学的に解説し、母乳育児が赤ちゃんの原始反射の統合にも関与する事にも触れていきます。
- 赤ちゃんへのお手当(基礎講座編)も習得できます。
- 学んだ次の日から、現場の赤ちゃんやお母さんの問題に即実践・活用できます。
基礎講座
2日間コース(10時~17時 × 2日)※2024年10月より改定
受講料
59,400円(税込)
※奈良での開催金額
※オンラインでフォローアップ勉強会が1回無料でつきます。
02 産前産後・骨盤ケア講座

産前産後をすこやかに過ごすために
骨盤と乳房トラブルの関連性を学び、母子を支える手当てを身につける。
コース概要
基礎講座をさらに骨盤に特化した内容です。
妊娠したら、腰、骨盤・恥骨・股関節に異常痛が起きるのは当たり前??と誤解している人達がいることは、これからお産を控えている妊産婦さんにとっては、とてもやりきれない話ですよね。産む前からそのような症状があるのですから、産後はさらに様々な痛み・不調が出はじめ、特に、母乳トラブルになるケースが増えます。
この講座の目的は、上記のようなお母さんのトラブルを、今すぐに軽減・解放し、母子ともに、毎日を笑顔で楽しく送ってもらうためのものです。
特に当講座では、骨盤と乳房トラブルの関連性を解剖学的に解説し、実践に活かしていただきます。
内容
- 痛みが起きる骨格的なメカニズムとそのチェック法を学びます。
- 骨盤に特化した手当て法の数種類を徹底マスター。
- 学んだ次の日から、現場で即実践・活用できます。
産前産後・骨盤ケア講座
1日集中コース(7時間)
受講料
49,500円(税込)
※奈良での開催金額
03 発生学研究コース(赤ちゃんの発達)

赤ちゃんの脳幹と身体の発達を学ぶ
赤ちゃんの脳幹発達を学び、成長・発達を支える視点を身につける。
コース概要
「発生学研究コース」は、正式には『「個体発生は系統発生を繰返す」という原理から見た 子供の成長・発達過程 研究コース』という名称の、赤ちゃんの発達を深く学ぶためのコースです。
これまでの助産師専門コースでは、主に「頭蓋仙骨療法」の手技を通して、妊産婦さんや赤ちゃんの身体を整えるケアをお伝えしてきました。
一方、この発生学研究コースでは、赤ちゃんが生まれてから立ち上がるまでの間に、脳、とくに脳幹部がどのように発達していくのかを学びます。
なぜ、うつ伏せが大切なのか。
なぜ、正しい腹這い・四つ這いが必要なのか。
なぜ、原始反射の統合がその後の発達に関わるのか。
なぜ、体幹を育てる前に脳幹の発達を見る必要があるのか。
こうした赤ちゃんの発達の仕組みを、進化発生生物学的な視点、脳生理学的な視点から学び、現場で赤ちゃんを見たときに「あれ?」と感じる小さなサインを見逃さず、的確な助言や働きかけができる力を養います。
脳に損傷や障害を持つ子どもたちの機能回復訓練に携わり、腹這い・四つ這い・歩行・回転・バランス運動など、膨大な運動プログラムを実際に体験しながら、脳の発達と身体機能の関係を学んできました。
その経験は、単なる知識ではなく、身体に刻み込まれた理解として、現在の頭蓋仙骨母子ケアの土台にもなっています。
頭蓋仙骨療法は、中枢神経系や骨格的な制限を解放し、身体が本来あるべき状態へ戻るための大きな助けとなる素晴らしい療法です。
しかし、脳神経細胞の回路を強く太く構築し、中枢神経そのものを発達させていくには、発達段階に応じた適切な運動刺激も欠かせません。
発生学研究コースでは、0ヶ月から36ヶ月までの赤ちゃんの発達を、視覚・聴覚・触覚・運動・言語・手の機能という6つの基本機能から見ていきます。
さらに、独自の「成長発達マップ」を用いながら、現在その子がどの発達段階にいるのか、どこに未発達な部分があるのかを理解しサポートできるように学びます。
産後ケア、新生児訪問、乳幼児健診などで赤ちゃんに関わる助産師さんは、赤ちゃんの小さな違和感に最も早く気づける立場にあります。
赤ちゃんの時期に見られるほんの小さなサインに気づき、早い段階で適切に関わることができれば、将来抱え込まずにすむ困りごとを水際でくい止められる可能性があります。
本コースは、藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアを学ぶ助産師さんが、赤ちゃんの身体だけでなく、脳の発達の仕組みまで理解し、より深く母子を支えるための学びです。
内容
・赤ちゃんの脳幹発達と成長・発達過程を学びます。
・0ヶ月から36ヶ月までの発達を、6つの基本機能から理解します。
・独自の「成長発達マップ」を用いた評価と支援の考え方を学びます。
・頭蓋仙骨療法による身体へのアプローチと、発達段階に応じた運動による働きかけを学びます。
04 赤ちゃんケア講座

赤ちゃんの身体を整え、発育を促進するサポートを学ぶ
赤ちゃんの骨格を理解し、本来の健やかな発達を支える。
コース概要
最近、こんな問題を持つ赤ちゃんが増えています。
- 一日中泣き続ける、床に置けない
- えび反りになる、身体を突っ張る
- いつも同じ側しか向けない、向き癖がある
- おっぱいを片側でしか飲めない
- おっぱいの吸いつきが弱い
- よく吐く
- 頭の形が悪い、吸引分娩の吸引跡が残っている
- 便秘がち
- 中耳炎によくなる ……等々
いったいどうしてなのでしょうか?
以上にあげた多くの問題は、赤ちゃんの頭蓋骨、身体骨格歪があることで起こります。
この講座では、これらの理由を骨格的に詳しく説明し、解明していきます。
「赤ちゃんがお母さんのお腹の左右どちらのポジションにどのような体勢でいて、どのような回旋で産道を通ってきたのか……」その形跡は驚くほど正確に赤ちゃんの骨格にくっきりと示されています。
この講座では、その構造的な理論をお伝えし、視診と触診による判断法と、その問題を解放する方法を伝授いたします。さらに、赤ちゃんの原始反射の統合を助ける手当ても学んでいきます。
藤牧は、赤ちゃんの口の中に小指を入れただけで、その赤ちゃんが第1、第2、帝王切開ポジション等であるのかがわかります。その触診方法と、それから発する問題等を解放・解消するための技を学んでいきます。
お母さんの乳房に問題があると考えて、いくらお母さんの乳房をマッサージしても、赤ちゃん側の骨格に問題があった場合、なかなか問題は解消できません。本来であれば母子の絆を深める面を持つ授乳が、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても苦痛となり、諦めてしまうのはとても残念なことです。
しかもそれは、その後の成長発達にも大きく影響します。正しい骨格的理解があれば、5gの(それ以下の)繊細でやさしいタッチだけで、赤ちゃんとお母さんに愛情に溢れたかけがえのない時間を取り戻してあげることが出来るのです。
このテクニックこそ助産師さん達に現場で活用していただき、多くのお母さん、赤ちゃんに本来の笑顔を取り戻してもらうことが我々の願いです。赤ちゃんの将来の成長発達に関わることですので、1日も早く赤ちゃんケアまで登りつめてきてください。
内容
- 赤ちゃんの骨格構造と歪みについて学びます。
- 視診・触診による判断法と手当て法を学びます。
- 赤ちゃんの原始反射の統合を助ける手当てを学びます。
- 学んだ次の日から、現場で即実践・活用できる手技を身につけます。
赤ちゃんケア講座
1日集中コース(7時間)
理論、実習を織り交ぜて、明日からでも直ぐに活用できる手技をお教えします。
学んだ次の日から、現場で即実践・活用できます。
受講料
60,500円(税込)
※奈良での開催金額
05 プロコースⅠ

頭蓋骨のひとつひとつの動きと機能を理解する
頭蓋骨の構造と働きを、さらに深く学ぶ
コース概要
2日間コース(10時~17時×2日)
後頭骨、蝶形骨、側頭骨、前頭骨、頭頂骨――。
頭蓋を構成する主要な骨について、その構造と機能をより深く理解し、それぞれの骨が本来持つ微細な動きを感じ取り、その働きを促すための手技を学ぶ上級コースです。
頭蓋骨は、一つひとつが独立して存在しているわけではありません。硬膜・くも膜・軟膜などの膜組織や、くも膜下腔を流れる脳脊髄液、脳内の血流などとも密接に関わりながら、頭蓋仙骨系全体として働いています。
本コースでは、頭蓋骨それぞれの構造とつながりを解剖学・生理学的に学びながら、手の下で起きている微細な変化をより深く感じ取る力を養います。
藤牧は米国にて、グリア細胞と脳へのアプローチを扱う「Touching The Brain I・II」を考案したTad Wanveer氏から直接学び、それぞれの講座を2回ずつ受講してきました。
そうした長年の学びと臨床経験も背景に、頭蓋骨だけを部分的に見るのではなく、その奥にある脳・膜組織・脳脊髄液、そして身体全体とのつながりを考察しながら、頭蓋仙骨療法への理解をさらに深めていきます。
※本講座は、Upledger Institute Internationalの「Touching The Brain I・II」の内容を教授するものではありません。
06 プロコースⅡ

蝶形骨の構造的、生理的機能を理解する
蝶形骨の神秘を探究する
コース概要
頭蓋の中心部に位置する「蝶形骨」に特化して学ぶ、
1日集中コース(7時間)
蝶が羽を広げたような、複雑で神秘的な形をもつ蝶形骨。
頭蓋底のほぼ中央に位置し、前頭骨、側頭骨、後頭骨など多くの骨と関わりながら頭蓋を構成しています。また、その周囲には脳や神経、血管、下垂体など、身体の働きにとって重要な組織が存在しています。
だからこそ、蝶形骨を学ぶことは、単に一つの骨への手技を習得することではありません。
その立体的な構造を理解し、周囲の骨や膜組織、脳脊髄液などとの関係を紐解きながら、手を通してその微細な動きと変化を感じ取っていきます。
なぜ蝶形骨は、この場所に、この形で存在しているのか。
そして、脳と身体の働きにどのように関わっているのか。
知れば知るほど新たな問いが生まれる蝶形骨。
長年の臨床と探究を重ねてきた藤牧とともに、その奥深さと、いまだ多くの謎を秘めた蝶形骨の世界を探究していく、プロコースの最終段階となる講座です。
学びを積み重ね、確かな技術へと育てる。
講座で学んだ手当て法を繰り返し練習し、疑問や不安を解消しながら、現場で自信を持って実践できる技術へと高めていくための実践・復習会です。
次のステップへ進むことを納得した上で、次の講座に進んでいただいております。
『てしおの会』

てしおの会で研鑽を積む
各種講座を受講された方を対象とした実践・復習会である「てしおの会」を、関西・東京・九州各地で開催します。講座受講後、ご家庭や職場で手当て法を実践されていく中で、
「手順はこれでよかっただろうか?」
「こんな力加減でよかったかな?」
等々の疑問や不安が出てくるものです。「てしおの会」は、参加者同士で何度も練習し合い、参加者全員で疑問・不安を解消していく学びの場です。
















*講座を受講される助産婦さんへ
以下の藤牧の記事は、講座を受けられる助産師さんにお読みいただいてからご受講していただいていますので、ご受講される方は次のページにある記事を、履修のための理解と思ってすべてお読みください。
一緒に学びを深めませんか。
