藤牧式・頭蓋仙骨母子ケア
実践的なケア技術を学び、母子に寄り添う温かな手を育む。
アメリカやヨーロッパで培われた頭蓋仙骨療法を日本の母子ケアの現場へ。
Index
01 藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアとは
- なぜ今、この学びが必要なのか
- 藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアの考え方
02 理論と実践の両輪で、根拠ある手当を身につける
- 講座の核
- 理論と実践
- 根拠ある手当
03 脳幹発達を学ぶ意味
- 講座の独自性
- 発達支援の視点
04 症例発表会
- 開催の経緯
- 全国の臨床実践
- 根拠ある症例考察
- 未来へつなぐ学び
05 藤牧経乘の歩み
- 経歴
- 臨床
- 教育
- 現在

助産師専門コース
藤牧式・頭蓋仙骨療法母子ケア
助産師専門コース講座最新情報
01 藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアとは

最初に触れる「手」
赤ちゃんがこの世に生まれてきて、最初に触れる「手」。
それは助産婦さんの手です。
お母さんのお腹の中から新しい世界へと旅をしてきた赤ちゃんに、
「ここは安心できる場所だよ」
「あなたの誕生をみんなが待っていたよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
そんな想いを伝えることができるのが、助産師さんという存在です。
しかし、出産は赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても大きな出来事です。
02 理論と実践の両輪で、根拠ある手当を身につける

頭蓋骨の変形が及ぼす影響
妊娠中の身体の負担や、分娩時の圧力や姿勢などによって、身体にはさまざまな緊張や歪みが生じることがあります。
例えば、
- 母乳がうまく飲めない
- 抱っこしても泣き止まない
- 身体が反り返る
- 眠れない
- 産後の腰痛や恥骨痛が続く
こうした問題の背景には、骨格や中枢神経系の働きが関係していることが少なくありません。
本講座では、頭蓋仙骨療法を基盤に、母子の身体を構造的に理解し、現場で活かせる実践的なケア技術を学びます。
本講座でお伝えする「藤牧式・頭蓋仙骨母子ケア」は、頭蓋仙骨療法の理論と手技を基盤としながら、日本の妊産婦さんと赤ちゃんの身体に合わせて、藤牧経乘が長年の臨床経験の中で体系化してきた、助産師さんのための実践的なケア技術です。
単に手技を学ぶだけではありません。
なぜ骨盤を整えることが大切なのか。なぜ母乳育児が脳の発達に影響するのか。なぜ赤ちゃんの頭の形や身体の使い方が、その後の発達につながるのか。
発生学、解剖学、生理学、脳神経学、形態機能学などの視点から学びながら、「根拠ある手当」を身につけていきます。




03 脳幹発達を学ぶ意味
赤ちゃんの身体だけでなく、脳の発達まで深く理解する

脳の発達まで理解
本講座の大きな特徴の一つが、赤ちゃんの脳、特に「脳幹」の発達について学べることです。
赤ちゃんの身体を整えることはもちろん大切です。しかし、それだけでは十分ではありません。赤ちゃんがどのような順序で発達し、どのように脳と身体の機能を育てていくのかを理解することが、より深い母子ケアにつながります。
なぜ、うつ伏せが大切なのか。なぜ、正しい腹這い・四つ這いが必要なのか。なぜ、原始反射の統合がその後の発達に関わるのか。なぜ、体幹を育てる前に脳幹の発達を見る必要があるのか。
こうした赤ちゃんの発達の仕組みを、進化発生学的な視点、脳生理学的な視点から学び、現場で赤ちゃんを見たときに「あれ?」と感じる小さなサインを見逃さず、的確な助言や働きかけができる力を養います。
藤牧経乘のキャリアの原点は、約45年前(2026年現在)、アメリカ・The Institutes for the Achievement of Human Potential(通称:ドーマン研究所)での脳機能回復プログラムの研究と実践にあります。
脳に損傷や障害を持つ子どもたちの機能回復訓練に携わり、腹這い・四つ這い・歩行・回転・バランス運動など、膨大な運動プログラムを実際に体験しながら、脳の発達と身体機能の関係を学んできました。
その経験は、単なる知識ではなく、身体に刻み込まれた理解として、現在の藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアの土台にもなっています。
頭蓋仙骨療法による「身体を整えるケア」と、脳幹発達を促す「運動による働きかけ」。
この両輪を持つことで、赤ちゃんや子どもたち、そしてご家族の未来は大きく変わっていくと私たちは信じています。








04 藤牧式・頭蓋仙骨母子ケア症例発表会

研鑽したことをシェアし合う
藤牧式・頭蓋仙骨母子ケアでは、毎年「症例発表会」を開催しています。
この発表会は、私たちが企画したものではありません。
長年学びを続けてくださっている助産師さん方から、
「先生、この学びはもう講習会だけではありません。」
「現場で積み重ねられている成果を、きちんと記録し、発表する場をつくりましょう。」
そんな声をいただいたことが始まりでした。
実際の臨床では、
恥骨離開で歩くことも困難だった褥婦さんが、その場で歩けるようになった症例。
赤ちゃんへのお手当と、ご家庭での継続的なセルフケアによって、ヘルメット療法を行わずに頭の形が改善した症例。
母乳育児、分娩進行、産前産後の骨盤ケア、赤ちゃんの発達支援など、全国の現場で積み重ねられてきた数多くの実践が報告されています。
そこには、「何となく良くなった」という経験談ではなく、
「なぜ、その変化が起こったのか。」
という解剖学・生理学・骨格構造に基づく考察があります。
私たちが大切にしているのは、
「根拠ある理論に基づく実践」です。
そして、その理論が現場でどのように活かされ、どのような成果につながったのかを、参加者全員で共有し、さらに深めていくことを目的としています。
現在では、全国各地で活躍する助産師さん方が発表者となり、ホテルを会場として毎年開催する学びの場へと成長しました。
症例発表を通して得られる学びは、発表者だけのものではありません。
一つひとつの症例が、全国の助産師さんたちの臨床へとつながり、その先にいる赤ちゃん、お母さん、ご家族の未来へとつながっていきます。
私たちは、これからも現場から生まれる貴重な実践を大切に積み重ね、「藤牧式・頭蓋仙骨母子ケア」という学びを、より確かなものへと育てていきたいと考えています。








05 藤牧経乘の歩み
45年以上にわたり、母子ケアと発達支援の現場を探究し続けてきた歩み
実績
1981年〜
ドーマン研究所で脳機能回復を学ぶ
アメリカ・フィラデルフィアの人間能力開発研究所(The Institutes for the Achievement of Human Potential/通称:ドーマン研究所)にて、脳機能回復の研究と実践に携わる。
日米通算36年以上、1990年~頭蓋仙骨療法に従事
アメリカ、メイン州公認マッサージセラピストライセンスを取得し、10年以上母子ケアの臨床現場に従事。アメリカおよび福岡県の助産院・産科医療機関などで、赤ちゃんとお母さんのケアに携わる。
1990〜
アメリカにて頭蓋仙骨療法による母子ケアの臨床現場に従事
2000年〜
アメリカ・メイン州公認マッサージセラピストライセンスを取得し、アメリカにて11年間活動する
2005年〜
福岡県の助産院・産科医療機関などで赤ちゃんとお母さんのケアに携わる
2011年〜2017年
助産学校・大学院で講義を担当
福岡水巻看護助産学校、国際九州赤十字看護大学大学院にて、補完代替医療「頭蓋仙骨療法」を指導。
45年以上発達支援・臨床研究を継続
自閉症、ADHD、LD、脳性まひ、てんかん、ダウン症、染色体異常など、多様な発達課題と向き合い続ける。
藤牧経乘は45年前(2026年現在)、アメリカ・フィラデルフィアの人間能力開発研究所(The Institutes for the Achievement of Human Potential/通称:ドーマン研究所)にて、脳機能回復の研究と実践に携わりました。1981年よりドーマン研究所で学び、以来、脳機能の発達と身体の構造との関係を探究し続け、頭蓋仙骨療法と発達支援を融合させた独自の視点を築いてきました。
また、アメリカや福岡県の「春日助産院」「なかむら産家医院」「水巻助産院」などで、日米通算36年以上にわたり赤ちゃんやお母さんのケアに携わってきました。さらに、2011年から2017年まで福岡水巻看護助産学校において毎年講義を担当し、2011年・2012年には国際九州赤十字看護大学大学院にて、補完代替医療および「頭蓋仙骨療法」の講義を担当しました。
これまで45年以上にわたり、自閉症、ADHD、LD、脳性まひ、てんかん、ダウン症、染色体異常など、さまざまな発達上・医療上の課題を抱える子どもたちと向き合い続けてきました。
現在では、全国各地で活躍する助産師さん方が現場で実践を重ね、その成果を「藤牧式・頭蓋仙骨母子ケア症例発表会」において共有しています。病院、助産院、小児科、産後ケア事業など、それぞれの現場で母子を支える助産師さん方による実践は、毎年多くの感動と学びを生み出しています。




