A君 小学1年(7歳)男児
2025年7/31初来院
赤ちゃんの時気になったこと(事前質問表より)
生まれてすぐからとにかく敏感で泣くことが多かった。継続して眠れる時間が短く、長くて2時間、短いと数分で泣いて起きる。人見知りが酷く、父親が抱いても泣き続けていた。
現在の気になること
・小学生になり、担任の先生から授業について行けず本人が困っている様子との話あり。
全体への一斉指示が理解できず慌てている、隣の友達に聞けば追いついて対処できるが、終始不安そうに困った様子で勉強も長い文章の問題は理解していない様子。
・聴覚が敏感で、大きな音や蝉の声などが苦手でしんどくなる。
・日中に刺激が強いと夜中に泣く。
・夜のおねしょが治らず夜尿症の治療薬服用を続けているがなかなか改善しない。 等々。
*2025/7/31初回施術
<アセスメント>
両足の踵が内側に倒れ込んでおり、特に左踵はほとんど動きがない状態でした。踵は姿勢バランスや身体全体の安定性とも深く関係しているため、この状態が全身へ影響していたと考えられます。
また、右股関節にずれがみられ、右側の梨状筋にも強い緊張がありました。骨盤では仙骨が右側へ傾いており、身体の左右バランスが崩れている状態でした。
頭の部分では、後頭部の付け根(後頭顆)に歪みと緊張があり、さらに左右の側頭骨のバランスの乱れによって、小脳テントという膜にもねじれが生じていました。その影響で、目を動かす神経(動眼神経・滑車神経・外転神経)に負担がかかり、視線が安定しにくく、斜め見のような状態が起きていた可能性があります。
さらに、耳の中の耳小骨にもずれがみられ、内耳神経が過敏になっている状態や、三半規管の働きの弱さも感じられました。これは、バランス感覚や身体の安定性にも影響していたと考えられます。
全体として、頭蓋骨の膜組織(硬膜)に強いねじれがあり、脳梁(右の脳と左の脳の橋渡しとなる個所)の捻じれがあり、頭全体が硬く固まったような状態で、頭蓋骨本来の自然な動きがかなり少なくなっていました。
<施術>
両側の踵の緊張を緩めながら可動域を回復させ、脚全体が一本の軸としてつながるよう調整を行ったことで、左右の股関節も自然な位置に収まっていきました。
さらに、骨盤内の緊張を解放することで仙腸関節の動きが改善し、仙骨も本来の位置へ戻り、スムーズに動き始める状態へ整いました。
脊柱内では、硬膜の緊張やねじれを丁寧に解放していきました。後頭顆のリリース手技を行うことで頭蓋底のロックが外れ、頭部全体の動きが出始めるとともに、大後頭孔に付着する硬膜にも柔軟性が戻っていきました。
また、側頭骨を調整することで小脳テントの可動性も改善し、頭蓋内の緊張が徐々に緩和していきました。さらに、蝶形骨・前頭骨・頭頂骨それぞれのバランスを整えることで、頭蓋全体のねじれが解放され、脳梁周囲に感じられていた緊張も和らいでいきました。
<家族への指導>
簡単なお手当を毎晩するように指示。
現在、最も必要とする運動トレーニングを1つ伝え、毎日する様に指示。
踵にあった靴の購入を勧める。

<7/31施術後お母さんから届いたメール>(画像あり)
藤牧さま
先日は大変ありがとうございました。
とても丁寧に話を聞いていただき、🌟のことをみていただき、とてもありがたかったです。
なぜ板書が苦手なのか、理由がわからずモヤモヤしていたのですが、マッキー先生と仁子先生がすぐに原因を見抜いて教えていただき、びっくりしました。
赤ちゃんの時から何か引っかかるなと感じていた点でもあったのでなるほどと思いました。
おかげさまで🌟はお手当をしていただいた日はとてもよく眠れて、朝も早く起きることなく7時まで眠ることができました!
教えていただいたお手当と運動は早速やり始めたのですが、お手当の位置が間違えていないか不安になりまして💦写真の🌟の位置でよかったでしょうか?私が緊張してしまい、うろ覚えになってしまいまして💦申し訳ございません。
運動の方はまだ動きはぎこちないですが、本人もやる気を出してやってくれています。
🌟はとても楽しかったようで、次回お伺いさせていただくのをとても楽しみにしています。
これからどうぞよろしくお願いいたします。


