先月5月30日・31日、奈良にて
『第5回 頭蓋仙骨母子ケア症例発表会』
を開催いたしました。
今年も
沖縄、熊本、北九州、兵庫、大阪、三重、名古屋、岐阜、
千葉など、全国各地から助産婦さん方にご参加いただきました。
毎年のことながら、
本当に素晴らしい症例や活動報告ばかりで、
私自身も多くの学びと感動をいただきました。
その中から、ほんの一部だけご紹介しますね。
赤ちゃんの吸着・吸啜・嚥下について
~そのメカニズムとケアを考察する~
⇒ 母乳育児のメカニズムを骨格解剖学的な視点から考察。
分娩中の『ゆりかご』の効果
⇒ 痛みの緩和、精神的安定、分娩進行など、助産の現場での実践報告。
PDPH(硬膜穿刺後頭痛)による育児困難褥婦への頭蓋仙骨母子ケア
⇒ なぜ頭痛が起こるのか、その改善プロセスを解剖学的根拠から検討。
重機とともに50m滑落し負傷した事例
⇒ 継続的な施術による可動域改善と疼痛軽減についての報告。
小児科クリニックにおける頭蓋仙骨母子ケアと地域連携
⇒ 助産師外来として継続的に母子を支え、多職種連携を実践している活動報告。
産後ケア事業を展開する助産院の活動報告
⇒ 「休息の場」に留まらず、母子が自宅でも安心して育児できるよう支援する実践。
私マッキーは、
『その根拠とは何か ― 頭蓋仙骨母子ケアによる生理機能回復への臨床的考察 ―』
と題し、
・低置胎盤改善症例における骨盤内循環と構造的制限との関連
・硬膜外麻酔後頭痛における硬膜系緊張と脳脊髄液循環との関連
について、骨格的・解剖生理学的・構造的観点から考察を行いました。
本当にどの発表も学会レベルの内容でした。
(大勢の方々に聞いていただきたい
というのが正直な気持ちです
)
頭蓋仙骨母子ケアを学ぶ助産婦さん方に共通しているのは、
「なぜ、その変化が起きたのか」
を常に考えていることです。
私はよく、
「根拠のない実践は結果を出せない」
「実践のない根拠は絵に描いた餅」
とお話しします。
現場で結果を出しながら、その根拠を探求し続ける。
そんな助産婦さん方が全国で活躍してくださっていることを、
本当に誇らしく思います。
発表会終了後は、温泉でゆっくり身体を癒した後、懇親会へ![]()
日頃の現場ではなかなか話せない悩みや喜びを語り合い、
お酒を酌み交わしながら、同志としての時間を楽しみました。
翌日の『てしおの会』では、
約30年ぶりに改良を加えた骨盤ケア
『3Dおこしやす』
を初披露。
助産婦の皆さんが現場でより短時間に、より安全に、
より効果的に活用できるよう改良を重ねてきた手技です。
皆さんに実際に体感していただきながら、
熱心に練習していただきました。
そして5月31日は満月![]()
最後に、参加者全員でそれぞれの夢や目標を声に出して宣言しました。
実は、うちの発表会や講座では、
「こんなことがやりたいんです」
「こんな助産婦になりたいんです」
と語ったことが、
その後本当に実現してしまうことが少なくありません(笑)
天に向かって発した願いは、きっと誰かに届く。
今年も素晴らしい仲間たちと、
素晴らしい時間を共有することができました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
また来年、お会いしましょう。

