「大切な脳(脳幹)を育てるハイハイ運動のお話し」

本日は、奈良市内にある

「ならまちワンネス歯科」にて

「大切な脳(脳幹)を育てるハイハイ運動のお話し」

というタイトルでお話しさせていただきました。

私は普段、助産師さん方に講座を行っています。

助産師さんは、

妊娠中から出産、そして赤ちゃんが生まれて間もない

時期まで関わる機会の多い専門職です。

近年、出産現場では

誘発・促進分娩、無痛分娩、吸引分娩、帝王切開

などの医療介入が増えています。

もちろん必要な医療介入もたくさんありますが、

その一方で、

赤ちゃんたちの身体にはさまざまな負担がかかること

もあります。

私は講座の中で、

「赤ちゃんの時のほんの小さな異変に気づき、

意味のある手を差し伸べられる助産師になってほしい」

ということを繰り返しお伝えしています。

なぜなら、

その時に適切な働きかけができれば、

大きくなってから現れる困りごとの一部を、

水際で防ぐことができると考えているからです。

だから私は

助産師教育に力を注いでいます。

しかし、

毎日たくさんの赤ちゃんが生まれてきます。

助産師さんだけでは到底間に合いません。

昨年から

歯科関係者の皆さまにもお話しする機会をいただいて

いますが、歯科の先生方やスタッフの皆さんもまた、

子どもたちの発達に深い関心を持ち、

熱心に学ばれていることにいつも驚かされます。

歯科医院には、

・口が開いている

・舌の動きが弱い

・感覚過敏がある

・歯並びが整わない

・姿勢や身体の使い方に特徴がある など、

発達の課題を抱えた子どもたちが数多く来院します。

出産時や乳幼児期に発達の階段を

十分に上がりきれなかったことが、

年齢を重ねるにつれて別の困りごととして現れている

ケースも少なくありません。

助産師さんが見ている子どもと、

歯科の先生が見ている子どもは、

実は同じ子どもです。

ただ関わる時期が違うだけなのです。

虫歯を治すだけが歯医者ではありません。

子どもたちの健康や発達、

そして人生そのものをより良いものにしていこうと、

真剣に取り組まれている歯科医療者の先生方々が

たくさんおられます。

一方で、

現在の医療はあまりにも細分化されています。

産婦人科。

小児科。

歯科。

保育園。

学校。

それぞれが懸命に取り組んでいるのに、

子どもを見つめる視線が

一つにつながりにくい構造があります。

だからこそ、

子どもたちに関わる専門職同士が、

もっとタッグを組んでいかなければならない。

子どもたちの健やかな発達と、

その先の人生の質を守るために。

今日の研修を通して、

その必要性をこれまで以上に強く感じました。

このような貴重な機会を与えてくださった

西塔院長先生をはじめ、スタッフの皆さまに

心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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頭蓋仙骨療法や発達支援について、日々の臨床や学びの中で感じたことをお伝えしています。脳や発達のこと、子育てやお仕事のヒントとしてお役立ていただければ幸いです。

藤牧 経乗

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