赤ちゃんケアと発達指導を見学|助産師専門コース研修を津田助産院で開催しました
藤牧式・頭蓋仙骨母子ケア「助産師専門コース」の研修の一環として、7月5日、大阪・岸和田市の津田助産院にて「マッキー先生による赤ちゃんケアと発達指導見学」&「てしおの会」を開催しました。
赤ちゃんの身体を実際に見て、触れて、感じること。そして、頭蓋仙骨療法による赤ちゃんケアと発達への働きかけを、目の前でじっくり観察すること。
助産師の皆さんにとって、たくさんの発見が詰まった濃密な一日となりました。

「見る」ことで、赤ちゃんへの見方が変わる
実は、この赤ちゃんケア見学会を企画した当初、
「ただ見学するだけで、本当に学びになるのだろうか?」
と、少し心配していました。
ところが、始まってみると、その心配はすぐに吹き飛びました。
藤牧は赤ちゃんに施術をしながら、
「ここを必ず見てください」
「今の反応を見逃さないでください」
と、参加者の皆さんへ次々に声を掛けていきます。
そして、生後1か月あまりの赤ちゃんが、自分の力で元気よく脚を蹴りながら前へ進んでいく姿を初めて目の当たりにした方々からは、驚きと感動の声が上がりました。
やはり、「実際に見る」「目の前で体験する」ことは、とても大きな学びになります。
知識として知っているだけではなく、赤ちゃんが本来持っている「いのちの力」を自分の目で見る。
その体験によって、私たちの脳の中にある「赤ちゃんとはこういうもの」という“あたりまえ”が書き換わっていくのです。
手技だけではない。「手を当てる姿」から学ぶこと
何度も藤牧の施術を見学されているベテランの助産師さんからは、こんな印象的な感想もいただきました。
「マッキー先生がお手当をされている時の、あの集中した姿勢そのものが勉強になります。」
頭蓋仙骨療法は、手技の形だけを覚えればできるものではありません。
手の下で起きているごく小さな変化に意識を向け、赤ちゃんの身体が何をしようとしているのかを感じ取る。
何人もの赤ちゃんの身体と、その変化を続けて見ることで、
「赤ちゃんとは、本来こんなにも力強く育っていく存在なんだ」
という感覚が、少しずつ自分の中に育っていきます。
赤ちゃんを「動かす」のではありません
藤牧式の赤ちゃんケアで大切にしていることがあります。
それは、施術者の力で赤ちゃんの身体を動かしたり、外側から形を整えようとしたりしないことです。
赤ちゃんの身体の中では、今、何が起きているのか。
より調和のとれた状態へ戻ろうとして、身体そのものがどのように働こうとしているのか。
手を通して伝わってくる、ほんのかすかな響きを感じ取り、その働きにそっと手を貸し、待ちます。
すると、赤ちゃん自身が腕をぐーんと伸ばしたり、首を回したり、身体を動かし始めることがあります。
マッキー先生が赤ちゃんに何かを「してあげている」のではありません。
赤ちゃん自身が持っている力が働きやすいように寄り添い、一緒になって行う共同作業なのです。
向き癖や頭の形など、目に見える部分だけを追いかけるのではなく、その奥で働いている赤ちゃんの身体全体を見る。
そこに、藤牧式の頭蓋仙骨母子ケアの大切な考え方があります。

赤ちゃんの発達を「本来の姿」から見る
赤ちゃんケアとともに大切にしているのが、発達への働きかけです。
赤ちゃんがうつ伏せになり、自分の腕や脚を使って身体を動かし、やがて腹ばいや高ばいへと進んでいく。
こうした一つひとつの動きには、脳と身体の発達にとって大切な意味があります。
一人だけではなく、何人もの赤ちゃんが自分の力を発揮していく姿を繰り返し見ることによって、
「これが赤ちゃん本来の姿なんだ」
という基準を、知識としてではなく、自分の感覚として持てるようになってほしいと思っています。
10月は「赤ちゃんケア千本ノック😊見学会」へ
そして10月には、津田助産院にて、
「マッキー先生 赤ちゃんケア千本ノック😊見学会」
を開催します。
津田助産院で誕生した赤ちゃんたちを、藤牧が次々とお手当し、発達指導を行っていく様子をじっくり見学していただきます。(2日間で12名の赤ちゃん達が首を長~くしてマッキー先生を待っています😊)
赤ちゃん一人ひとりの身体は違います。
向き癖のある赤ちゃん、身体を反らす赤ちゃん、うつ伏せが苦手な赤ちゃん――。
たくさんの赤ちゃんと藤牧とのやり取りを実際に見ながら、どこを見るのか、何を感じ取るのか、そして何を待つのか。
手技だけでは学びきれない「赤ちゃんを見る目」を養う機会にしていただければと思います。
赤ちゃんがご機嫌で、元気に過ごせること。
それは、お母さんの笑顔につながり、家族みんなの幸せにもつながっていきます。
そのために、私たちには何ができるのか。
これからも、赤ちゃんたちから教えてもらいながら、一緒に学び続けていきましょう。

