グリア細胞とテッシュペーパー⁉

少し前のことですが、

去年2016年7月の東京での施術会で、 面白い〝気づき″ がありました。

ひとりの男の子が、テーブルの上に置いてあったティッシュ箱を、綺麗に分解して中身のティッシュを取り出してしまいました。

お母さんは申し訳なさそうに、 何度もすみませんと言われていましたが、

私の娘達も小さい頃、引っ張れば次から次と出てくるティッシュを面白がって引っ張り出して部屋中をティッシュの山にした事を思い出し、子どもなら普通の事!と全く平気でした ^_^

構造的にティッシュペーパーは、箱の中で綺麗に互い違いに折りたたまれていて、一枚取ると次のティッシュの一枚の半分が一緒に箱の外に出てきて取りやすい様になる……

とても綺麗に規則正しく何重にも層になっていて、「秩序」がそこには存在しているのです。

それを見て、……… はっ‼️ と 気付かされました‼️
脳 (中枢) と同じだ‼️
中枢神経の90%は、

グリア細胞 (=ノリの様なもので、脳神経を覆い囲んで、栄養供給や老廃物の排泄も行い、脳全体を護っている細胞で、とても綺麗で規則正しい秩序がそこには存在している ) で構成されています。

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アメリカ最新の頭蓋仙骨療法の世界では、どんどん研究と臨床が進み、もはや骨の可動域や脳脊髄液のパルス数を診るなんてことは、入門中の入門、いろはの「い」にあたるくらいのものです。

2015年に渡米し、アプレジャー研究所の頭蓋仙骨療法の講習会 「Touching the Brain 」を受講してから私の意識は、頭蓋骨や仙骨の骨からのアプローチより深部の脳神経細胞およびそれを支え護るグリア細胞へと移行していきました。

講習会受講以前から私は、頭蓋仙骨療法は「脳の構造・形を変えていく‼️」 と力説していました。
中枢神経系にねじれ、歪み、癒着等があるとその部分の血流、脳脊髄液の流れが悪くなり、脳疲労を起こし、誤作動を起こして、いろいろな障害が出てくる…… と。
まさに、頭蓋仙骨療法は、グリア細胞の修復を試みていたのです‼️

 

グシャグシャと秩序を失ったティッシュの束を一枚一枚元の様に順番に重ねていきながら、

シワになったティッシュを隅まで伸ばして丁寧に重ねていくプロセスが、

頭蓋仙骨療法のお手当が、中枢(脳・脊髄及び全身をめぐる神経細胞)の美しい秩序を整えるのものと一緒のプロセスの様に思えたのです。

丁寧に。丁寧に。やさしく、大切に。

全ての細胞の秩序が美しく保たれていると、その細胞たちは本来の機能を最大限発揮します。

 

この事に気づかせてくれたその男の子にこころから感謝です‼️
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その日はその男の子は、もうひとつ大事なことを思い出させてくれました。

彼は3月に引っ越しをして新しい学校で、環境の変化による過緊張からか人を叩くことも出てきたと、お母さんが話されていました。
自分の言いたいこと、思っていること、わかって欲しいことが相手に伝わらない。伝えられない。

相手の言うことは理解できているのに、それに対してうまく言葉が出てこない、もどかしさと怒りが臨界点を超えて、手が出て相手を叩いてしまうということが起こってしまうのですね……。
施術の最中でも腕や頭や顔 等彼に叩かれましたが、私はいっこうに気にせず施術をしていました。

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私の初の海外経験が、今から36年前のアメリカ・フィラデルフィアのドーマン研究所でした。アメリカ人や世界中からやってきた外国人のスタッフたちや障害児・者たちとの生活です。
ただその治療法・訓練法を学びたい一心で、後先何も考えずに大学卒業たった2週間後に、片道切符だけで渡ってしまい、気がつくと4年近い月日が流れていました。
渡米前はほとんど気にもしていなかった「言葉」という大きな分厚い壁が目の前に立ちふさがりました。
自分の思っていることを相手に伝えられないのです。

相手と話したいと思っても自分の気持ちを的確に伝えられなかったのです。

自分は いろいろなことを理解しているし、アイデアもそれを実行する能力もあるのに、十分に発揮できない苛立ちと自分自身に対する激しい怒り。

その思いを何処にも発散できず、

とうとう怒りが爆発して、何度も自分の拳を壁や岩に打ち付けていた若かりし日々。

そんなある時、
「 俺はこの様に苦しんでいる子ども達のこころの通訳が出来る人間になろう‼️ 」

と決心しました。
それから長い月日が過ぎて………

頭蓋仙骨療法に出会い、たくさんのお子さんたちのサポートをさせていただいております。
今回の東京施術会でのその男の子から、
その時の 「 初志貫徹‼️ 」 を思い出させてくれた貴重なものでした。
ありがとう K君‼️

マッキー

投稿者: Fujimaki_Tsunenori

たなこころ*C・S・Tこども機能発達センター(Tanacocolo center for CranioSacral Therapy.)代表。“こどもたちに、もっとできることがある” をモットーに活動。 CranioSacral Therapyの技術研鑽のために毎年渡米し、常に新しい技術と情報収集を行い、後進育成にも取り組んでいる。IAHP メンバー会員http://www.iahp.com/,日本ホリスティック協会会員http://www.holistic-medicine.or.jp/

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