2018年2月・頭蓋仙骨療法「助産婦専門コース・基礎講座」のご案内

2018年2月 奈良にて「助産婦専門コース・基礎講座」を開催します。

*「助産婦専門コース・基礎講座」*

日時:2018年2月10日(土)9:15受付〜9:30開始〜19:30終了

場所:奈良市内(お申込み時に詳細をご案内します)

参加費:30000円(事前振込み)

対象者:助産婦

定員 : 16名

 

*「てしおの会」*

日時:2018年2月11日(日)9:15受付〜9:30開始〜16:30終了

場所:奈良市内(お申込み時に詳細をご案内します)

参加費:10000円(事前振込み)

対象者:基礎講座受講した方(2/10の基礎講座受講者も対象となります。)

定員 : 16名

 

**お申込み**

*メールアドレス(パソコンから受信できるのもの) *お名前 *お電話番号(緊急時対応) *ご住所

をフォームに沿ってご記入いただき、

<お問い合わせ内容>欄に、

*ご希望のセミナー名 *ご職業 をご記入の上、

こちらのフォーム から送信ください。

シャフリングベイビー⁉️

みなさんこんにちは。

『シャフリングベイビー ⁉️ 』聞き慣れない言葉ですね。

赤ちゃんが座った状態でいざってジャンプするように前進することを「シャフリング」というらしいのです。

最近、この様に移動する赤ちゃんたちが増えていると助産婦さん方から話を聞きます。

この様な移動では将来の子どもの脳の成長発達にあまり良い影響を与え無いのでは?と私は最近心配しています。

私たち人間もヒトという動物の一種です。ヒトとして生きていくために遺伝子にくっきりと成長していくプロセスのスイッチが組み込まれています。ヒトは馬や牛のように生まれて短時間の間に親と同じように立って動くことが出来ませんね。ヒトは生まれてから立って歩き出すまでに約1年の時間を必要とします。

その時間はヒトが動物として生きていくためにとても大切な期間なのです。つまりは「脳」を育てるための大切な時間です。その期間に遺伝子レベルで組み込まれている動きを順番に経験していって、その運動が刺激となって脳、特に脳幹部を成長させるのです。

だから赤ちゃんたちは一生懸命、腹這いしたり、四つん這いで移動したりとその時期時期で運動の形態が変わっていきます。遺伝子のスイッチを次々と押していっているのです。

その順番もちゃんと遺伝子レベルで組み込まれています。

進化の過程・運動に従って発達していかないと、近い将来にいろいろな困りごとが出て来る可能性が大きいという事が、世界の子どもたちを見て来た私の35年以上の研究、成果実績からわかってきました。

それは『個体発生は系統発生を繰り返す』という原理に基づいています。

ヒトはお母さんのお腹の中で十月十日(280日)して誕生して来ます。

この月日は進化の時間軸では、28~30億年も費やしていると言われています。

よく話でもお聞きになることがあると思いますが、

魚類 → 両生類 → 爬虫類 → 哺乳類 →ヒトという進化をお腹の中で成長してきます。

誕生後、赤ちゃんたちは初めて体感する重力の中で、

系統発生的に魚類 → 両生類 → 爬虫類 → 哺乳類 の秩序ある運動・動きをして中枢を成長発達させてきます。

特に、人の脳幹部( 脊髄・延髄(魚類) → 脳橋(両生類) →  中脳(爬虫類) ) には、大切な進化の法則・決まり事・秩序があります。

中枢は先ず、下部の脳から上部の脳への成長発達をしていきます。

つまり脳幹部から辺縁系、間脳、そして大脳皮質へと成長発達していきます。

お腹を床につけての這い這い( 腹ばい ) → 四つ這い(膝をつけて)をしてこないまま飛び越してすぐにつかまり立ちをしたり、私が問題視しているシャフリング での移動をしていると、

⚫︎ 脳幹部の 脳神経回路(シナプス、グリア細胞)の未発達部分が起きてきます。

脳幹部がなぜ大切かというと、

⚫︎12の脳神経のうちのほとんどの核が脳幹部から発している。

⚫︎ 赤ちゃんが持っている原始反射も脳幹部に依存している。

脳幹部の未発達が、将来の子どもの成長発達の問題に影響を与える可能性があるのです。

腹ばい、四つ這いが出来ない、してこなかった子どもは、前庭器管や自己受容器の未発達のため体幹が弱く、以下のようないくつかの特徴があります。

⚫︎言語が遅い

⚫︎視機能欠陥( 目の収束が出来ない、顔を斜めにして物をみる、斜視がある、追視が出来ない、本読みが苦手 、字を飛ばして読む、絵や文字を書くのが苦手、マス目からはみ出す、ハサミが苦手、板書ができない、よくつまづく、階段を怖がる、歩き方がぎこちない……)

⚫︎椅子にじっと座っていられない、先生の話や指示が聞けない、理解が遅い、わからない

⚫︎授業中椅子からずり落ちてしまう

⚫︎ボールが上手くキャッチできない、投げられない

⚫︎ボディーマップ(自分の手足肘膝の認識)が把握されていないためによく転んだり、ぶつかったりする…………等の

多くの困りごとが出てきます。

年齢が大きくなってから目立つ困りごとの数々は、たどっていくと赤ちゃんの時期の「ヒト」としての成長を促す運動(腹這い・高這い等)のインプットの足りなさや未充実の影響が大きいのです。

お母さん達は、自分の子どもの発達を「何となくおかしい?上の兄弟たちとちょっと違う?」と母親の直観で気づいているケースが多いのですが、

多くの療育や発達の専門家に診せても、「しばらく様子を見ましょう」と経過観察を言い渡されるので、お母さん達は何となく違和感と不安を抱えながらもそのまま時間だけが過ぎていってしまい、

子どもたちの困りごとがはっきりと明らかになり、診断がおりる頃は、就学を迎える時期や小学校入学を済ませた頃になり、本人たちが学習面やお友達との関係で困っているというケースが本当に多いです。

子どもたちのかけがえのない時間は決して帰って来ません。

子どもたちが本来持っている本当の能力を発揮して、イキイキとその子の命の輝きを持って生きていくために、赤ちゃんの時期はとてもとても大切です。

これを読んでいるお母さん!赤ちゃんにはたくさん腹這いや高這いをさせてあげてくださいね。歩行器に入れっぱなしだと、腹這い・高這いをする機会を失って脳幹部のシナプスを充実させる機会まで失いかねないですから!

そして、大きくなった子どもでもまだまだ脳幹部が成長発達する余地は十分にありますから、ご心配なく!本来の能力を開花させ伸ばすことによって、その子らしく楽しく毎日を過ごしていけることが出来ます!

これについてはまた別記事でお伝えしたいと思います。

マッキー

神戸「講演」お陰様で反響がありました!

IMG_89936月17日神戸の国際会議会館にて「子どもの成長発達からみた母乳育児の重要性」というタイトルで講演を行いました。

主催は、『BSケアプロジェクト』という児の母乳吸啜メカニズム乳房ケア基づく乳房ケア開発グループで、年に一度の全国大会である「BSケア発展セミナー特別企画」に講演を依頼されました。全国から200名近い助産師さんが参加されていました。
他には、
昭和大学江東豊洲病院小児科医の水野克己先生、クロレラ工業の畑中隆治氏 が登壇され、それぞれのご専門からとても勉強になるお話を聞けました。

さて、

今回の特別企画のテーマのひとつであった「原点を振り返る!」という事から、自分たちの人生の原点、どの様にしてこの世界に生まれ出てきたのかという「人生のスタート地点」をもう一度しっかりと見つめ直してもらうことから講演をスタートしました。

お母さんのお腹からどのような過程を経て出てきたのか、参加者の皆さんに自ら赤ちゃんとなってその時の様子を出来るだけリアルに再現してもらうことにしました。

まず、
⚫︎第一頭位(胎児が頭を下にしてお母さんのお腹の左側にいたポジション)での誕生を会場の半分の方々にイメージをしながら再現していただき、
⚫︎第二頭位(胎児が頭を下にしてお母さんのお腹の右側にいたポジション)での誕生を会場の半分の方々にイメージをしながら再現していただきました。

参加者のほとんど乳房ケアの助産婦さん、医療関係の方々でしたので、「ええっと母親の恥骨がこっちに位置していて、仙骨との間のこんな狭い間をこんな風に頭を擦り付けて…」と自分の頭を机に押し付けて皆さん「痛たた…」とか言いながら上手に再現されていました。

会場には男性も20名ほどいました。やはり男性陣は自分がどの様なお産をして来たのかすぐにはイメージ出来ず、戸惑っておられる方も多かったようです。

どの人も等しくお産を経験してこの世に生まれ出てきたにもかかわらず、その時のことを覚えている人は皆無です。

でも私は、どうしても、どの様に顔や頭を擦りながら産道の中を降りて来たのかを実感を持って皆さんにわかっていただきたかったのです。

産道の中の赤ちゃんの顔や頭や身体は強圧、回旋、前進しながら誕生して来ます。
その時必然的に、歪み、捻れが顔や頭や身体に起きて来ます。

その時の後頭骨(赤ちゃんは4つのピースに分かれている)の歪みから起こる現象を骨格的に解説をしました。

さらに、その変形してきた顔や頭や身体を「母乳育児」をする事で解放して正しい形に戻るメカニズムを解説しました。

また、母乳育児は赤ちゃんの原始反射をも統合させていく働きがあることも解説いたしました。

現場で多くの赤ちゃんが抱えている問題:
⚫︎全身えびぞりに沿って硬直してしまう
⚫︎片側しか向けない
⚫︎吸啜する力が出せない
⚫︎泣き止めない
⚫︎口が開けられない
⚫︎胃軸捻転ですぐ戻してしまう
⚫︎呼吸もしずらい
⚫︎頭の形が悪い
⚫︎お腹をつけた這い這いをせずに仰向けでの移動をしている
⚫︎変な這い這いをして、シャフリングしている
⚫︎這わずにすぐ立ち上がってしまう……………………という様な。

全てとは言えませんが、
ここにあげている現象のほとんどの赤ちゃんたちの顔や頭や骨格に、異常な捻れや歪みがある為に、赤ちゃん達がとても辛い思いをしてきている事が、アメリカ、ヨーロッパ、日本の各地で出会った多くの赤ちゃん達に触れてきてわかってきたことです。

現在、奈良市の方で、発達障がい児、脳障がい児達への施術と機能発達ホームプログラムを作成していますが、こちらに来るお子さん達のほとんどに、赤ちゃんの時に上に挙げた症状で苦しんでいた事実を知りました。

助産婦さんほど赤ちゃんをみている方はいません‼️

目の前の赤ちゃんにある症状が出た時に、
それが「骨格」から起きているものか?
あるいは「中枢」から起きているものか?
判断でき対処できる専門性が求められて来ると思います。

経験豊富な助産婦さんの直感で、何かおかしい⁉️と思った時に、すぐに対処できる事で、
抱え込まずに済む問題を水際で食い止めていけるのは、助産婦さんです‼️

日本の子ども達は助産婦さんの手(たなこころ)にかかっています‼️

………………で、終了いたしました。

終了後の懇親会で、何人もの助産婦さんが話をしに来てくれました。

「うちのクリニックで産まれた赤ちゃんも身体を反らして床に置くと大泣きする、下顎が引けていておっぱいを浅吸しか出来ない、頭の形が悪い、という子たちがいっぱいいます。今まで対処してきたつもりではありますが、何故そうなるのかという根本的なメカニズムは学校でも習わないし全く分かっていませんでした。何か違和感を感じながらの毎日でしたが、その違和感が何であったか理解できました。これから自分たちにもできる事がある!と希望を持って赤ちゃん達に向き合っていきます。」

心に響いてもらえたようで良かったです。こういった問題意識があり且つ優しい心と手を持つ助産婦さんがたくさん増えてくることを切に願います。

私は医療業界の大きなヒエラルキーには属していないこともあり、自分では「普通」と思っているのですが、組織の中の「普通」と違うことを言ってしまうと過激・辛辣と捉えられることも多々あるようなのですが、

そんな私に、この様な機会を与えてくださった、
BSケア代表の寺田恵子先生には心から感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、わざわざ大阪から奈良までお越しいただき当日の配布資料作りを手伝ってくださった助産婦の松田志帆先生、そして今回の神戸特別企画セミナーの担当BSケアのスタッフの皆様。
にもお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

マッキー